『ザ・コーチ』谷口貴彦著

https://www.amazon.co.jp/dp/B0085RMG52

「目標」「目的」「ゴール」

この3つがこの本を読むまで自分の中でごちゃ混ぜでした。

目標は「目的を達成するために設けた目当て」であり、あくまで目的に向けての目印。
それに対して、目的の意味は「成し遂げようとする事柄」。

目的を実現するために目標を定め、それに向かって行動する。目標は目的の実現のために設定されるもの。

目標をいくらしつこくいわれても『何のために』の目的が抜けてしまうとやる気が湧かないんですよね。

そして、ゴールは目的のための最終的な目印がゴールで、ゴールまでの途中の目安や、通過点として置くのが目標で、自分の中では目的と目標、目標とゴールがごちゃ混ぜになることがありました。

ドリームツリー

まず目標の達人になるためには、どんな些細なことでもいいので、自由に【夢】や願望をリストアップする。そして、その夢の中から、本当に心から実現したい夢をいくつか選んで、どうしてそれを手にしたいのか、いつまでにどんな状態になりたいのかといった【目的】や【ゴール】をはっきりさせる。

次に、そのゴールを手にするために、具体的な目印や通過点といった【目標】を設定する。

(中略)

さらにゴールに向かう行動を促進するために、ゴールを手にした瞬間の【ビジョン】や上手くいったときのイメージを、繰り返し心の中で描く。

ここに転載するのは控えますが、本にはこのドリームツリー(樹形図のようなもの)の画像があります。

このドリームツリーを描くことで、逆算手帳などで書いていたやりたいことリストの優先順位が明確になりました。

ベネフィット

手帳が好きなので、逆算手帳に10年後の未来を予想してあれこれ書き込んでいくことはやっていましたが、この本を読んで自分には「ベネフィット」の部分が完全に抜けおちていることに気がつきました。

◎夢、目的、ゴール、目標、ビジョンを明確に設定して行動していくことで自分が得られる【ベネフィット(恩恵)】とは?

●共感者や協力者が現れる
●同じ価値観を持った仲間が増える
●目標に向かって努力することで人は成長する
●目標に向かって努力すれば、たとえそれが叶えられなかったとしても、人は精神的に強くなる
●誰かと同じ目標に向かって頑張ることで、その後の人生の宝になる絆が生まれる。
●目標を達成することで、達成感を味わえる

これは本の中に出てくる星野さんのベネフィットですが、自分にとっても同じこと。

この本を読んでから早速、マインドマップのアプリを使ってドリームツリーを作成しました。

この本の巻末には

この本の巻末には目標の達人になるためのワークブックのURLがあり、ダウンロードができます。そのワークをやると自分自身をさらに深堀りして何を思っているのかが明確になるのでオススメです。

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